2008年1月9日をもって、人生の第一幕を終えたかなという気持ちでいます。つまり2008年1月10日である今日が、第二幕の幕開けということ。
MEGA PEACEを終えた時点で「俺の大学生活はこれで終わった」という気持ちが生まれた。はじめた時から「大学生活の集大成」のようなイベントにしたいと思ってきたし、反省点はいくらでも出てくるにせよ、一緒にやってきた仲間たち、そして集まってくれた数百人の顔を見て「やってよかった」と感じられたからだと思う。
でも実は僕の大学生活は終わっていなかった。まだ38単位残っているのを考えれば、「ぜんぜん終わりじゃない」と言うのがより正確だろう。祖父からの年賀状にまで一筆、「頑張って卒業してください」と書いてある始末。大方の人にとっては「何を勘違いしているんだ」という話に違いない。
じゃあこの「区切り感」は何なのだろう?と思った時に、人生の第一幕、第二幕という言葉が浮かんできた。
この一ヶ月ほどの間、メガピとそれに続く年末年始とで、僕の生き方に決定的な影響を与えた人たちとの関わりが多かった。とりわけ年明け1月2日の初恋の子との再会、そしてその一週間後にもらったメールとで、自分の歩んできた道のりが間違いではなかったと思えた。 そして、それで片がついた。
たびたび話し、書きもしてきたことだけれど、その子との出会いが第一幕の道筋を決定付けた。早稲田に受かったのも、そこでたくさんの人と出会えたのも、そして今の自分があるのも、すべてその子からはじまっていた。あの頃はただただ情熱を燃やしていた。どこへ向かうのかも分からずがむしゃらに走っていた自分が懐かしい。
今は「自分の足で、歩きたい方向へいこう」と言える。この何年間かで自分なりの歩き方を覚えた。行きたい場所も、おぼろげながら見えた。たとえ道からはずれることがあっても、自分で切り拓いていけばいい。歩みは遅くとも、進むべき方角を見失うことは、たぶんない。
だからはっきりと言える。第二幕の幕開け。ここからが人生本番、勝負の時。やるしかねぇ。
そう思ってから、なんだか新しい世界に生まれたような気持ちになった。この半年間はメガピへ向けてそれ以外への興味関心を意識的にシャットアウトしていたから、見るもの聞くもの触れるものすべてが新鮮で、心ふるえることの多い日々。
この気持ちにあわせて、政友会で出会ってから大学時代の相棒であった庄司と共に書いてきたブログを終わりにしようと思った。そして生まれたこのブログ「午後2時のビール」。意味は横のバーに書いた通りで、好きなことを好きなように書いていくつもりです。
僕は気分の上がり下がりが激しいので、今こうして張り切っているものの、3日後にはどうなっているか分からない。でも今この気持ちだけは忘れないでいたい。何年か後にこの第二幕の幕開けを振り返った時に、「あそこからよくここまで歩いてきたな」と胸をはれるように日々を送りたい。第一幕で出会った人たちに感謝しながら、彼らに恥ずかしくないように歩んでいければと思う。
ちょっと気負いすぎかなぁとも思いつつ、本気でそんなことを考えている日々です。
PS.第一幕の振り返りをいつか書きたいと思ってます。ただ第二幕に入ったとはいえ、まだ第一幕の整理がついていない。話したい人、お礼を言いたい人がたくさんいて、そういうことを一通り終えてから落ち着いて書きたい。メガピのことをはじめ「まだ過去の決着がいろいろついてないだろ」って気持ちもあるのだけれど、前に一歩進まないことにははじまらないので見切り発車してみました。ここまで読んでくれてありがとう。また飲み、語ってください。そういう語りの末に濾過されて残ったものが、きっと僕が書きたいものだと思うから。相変わらず足りないところだらけだろうけれど、精一杯やっていくので、今後ともよろしくお願いします。
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