「Only oneにならなくてもいい、元々俺様No.1!」
大学時代にいちばんお世話になった先輩が、よくこんな歌を歌っていた。彼は小学校、中学校、高校と続けて生徒会長を務めるような、まさに「俺様No.1」な人だった。こんな歌詞を歌うくらいに、見た目も偉そうだし、それが許されるだけの能力もあった。
でも様々な経験と苦労を経た彼が言う、「俺様No.1」という言葉の向こうには、単なる「Only one」志向、単なる「No.1」志向を超えた、「Only one」と「No.1」の寄り添いのようなものが見えたものだ。彼はこんな歌を歌いながらも、誰からも愛され、慕われていた。
「No.1にならなくてもいい、元々特別なOnly one」というのは間違っていない。ただ、「『「元々』特別なOnly one」であることに甘えてたら、その「Only one」はひどくぼやけたものになるだろう。誰もが「Only one」だとしたら、そんな「Only one」は存在しないのと同じだ。
意味ある「Only one」とは、ただ与えられるのを待つのではなく、自ら創り上げていくこと。その中でこそ、価値あると信じられる「Only one」が生まれてくる。それは、自分にとってこの生き方がベストだという選択の末に生まれるものだ。無数にある選択肢の中で「自分にとってのNo.1はこれだ」と言い切れること。「Only one」と「No.1」の寄り添いを、僕はそこに見ている。
【フォト】10月8日に入籍された基芳さん。偶然にも、翌日に会って祝杯を挙げることができた。おめでとうございます!
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