はじめはごく個人的な理由から、考えてきたことをアウトプットしてみようと思っただけだったのが、書いていくうちにちょっとした分量になってしまった。
こんな分量のこんなもの、もしきちんと読んでくれる人がいるのなら、人生賭けてやっている人たちに見せていいのかと書き上げた後でかなり迷った。就職活動「客観論」とでもいうべき一連のエントリーは、読み返すと就活への危機感を欠いているように感じられた。
それが就活をリアルには感じていない僕の限界を現しているのだろう。でも、限界なりに真摯に考え、書いてきたつもりだ。文章化したものは公開していかなきゃ進歩がねぇという思いと、僕なりに自分の大切にしてきたことについても触れた自負とで、なんとか投稿ボタンを押してみようと思う。
で、まとめてアップしたのは以下のエントリー。
1、早大5年生による就職活動論
2、就職活動は恋愛である
3、自分を磨くということ
4、伝える技術
5、知る技術
6、落ち続けて凹んでいる人へ
7、早大5年生による就職活動論(まとめ)
それぞれ要約すると、1は「はじめに」みたいなもの。2はこの話の基本となる考え方。3が内面に関する部分(=自己分析)で、4はそれをいかに伝えるかという方法(=コミュニケーション・面接の技術)。5は3と4を活かすために必要な相手を知る技術(=業界・企業研究)。6と7はタイトル通り。
終わってみれば大したことは書いてないなぁと思う。けっこう頑張ってまとめたつもりなんだけれど、ずいぶん回りくどく考えただけみたいだ。けっこう堪える。でも、だからこそ最後に伝えたいことがある。
考えるより、まず動け。
僕が相談に乗ってきた相手は、一般的には高学歴と呼ばれる文系の学生たちだ。そのせいかの確証はないけれど、ごく一部の人を除けば、考えることが先にきて行動が遅いことが多いと感じる。僕自身もそのような面を内側に強く持ってるから分かる。考えすぎる。悩みすぎる。そして、なかなか一歩を踏み出さない。
でも一歩を踏み出さないとリアルな感触は得られない。物事をリアルに感じないと、ハートに火がついてこない。ハートに火がつかなければ、本気でやることなんてできない。本気にならなければ、出しうる力の30%くらいしか出せないと僕は思う。
他人と同じレールで、同じスピードで勝負していたら、自分が目指すところにはたどりつけないと思う。人より早く、多く踏み出すことで、他人とは違った景色が見られるはず。そうすれば燃えてくる。本気になる。楽しくなってくる。
「ビールの泡理論」で3割しか分かりあえないと書いたけれど、もし本気で燃えているなら、10割伝わっているように感じることだってあると思うんだ。
みんな心の奥では分かってるはずなんだ。分かってるなら動き出せばいい。一歩を踏み出そう。
僕がここに書いたのは、どれも自分なりに考えて、そして行動してきたことだ。ベースはすべて恋愛にある。だから、そっくり就活に当てはまるかどうかは分からない。でも今ぼくが就活をするならこうするだろうな、という視点から書いてみた。
もう就活ははじまっているわけで、そう悠長なことも言ってられないと思う。だから、どう動くかも僕なりに書いてきたつもりだけれど、具体的なことは間違っていないとは言い切れない。でもとにかく、動けばその分だけリアルに得ることがあることだけは確信を持っていえる。
動いた後の失敗はつきものだ。そして凹む。落ち込む。でも反省すればいいんだ。失敗するたびにめげてちゃ何も生まれない。リアルな壁にぶち当たってはじめて、リアルに考え抜ける。あいまいな壁じゃ、思考もあいまいになる。物事がクリアじゃなければ、先が見えなくて不安になってしまう。そんな悪循環からまず抜け出そう。
壁にぶちあたり、思考の末になんとか壁を乗り越え、また歩みだす。挑戦と失敗と反省の繰り返し。その分だけ歩き方は確実に上手くなる。それは必ず糧になる。そうしていつか自分の歩むべき道も見えてくる。
自分で見つけた歩むべき道に踏み出した瞬間ほど、心踊るものはないと思う。そのために、大変だとは思うけれど、毎日一歩ずつ踏み出し続けること。チャレンジしていくこと。考えるより、まず一歩を踏み出そう。大切なのは、今日、今すぐはじめること。
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もともと足らない頭な上に、ひっさしぶりに人向けの文章書いたから、ずいぶんと考えがまとまらなかった。でもなんとか書き上げれてよかった。僕が恋してきたすべての人と、「東大生による就職活動論」というだいぶ流行ったブログエントリに感謝して、ひとまず終わりにしたいと思います。
東大生の~は読んでみて、ああそうなんだろうなぁ、と思ったのでぜひ読んでみてください。僕が就活について語ろうと思ったきっかけです。ただそれが「できる人」にしか伝わらなくて、悩み、迷っている人には届きにくいだろうなぁと思った。だから後輩に語っているつもりで、僕なりの言葉でここまで書いてみました。
これを読んだ人に、すこしでも挑戦し続ける気概がわいたらいいなと思ってます。最後まで読んでくれて、ありがとう。
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