2010年1月10日

第二幕、本編突入

 今日でこの「午後2時のビール」をはじめてから丸2年。

 「人生の第二幕」と位置づけ、その記録をリアルタイムで残そうと思って立ち上げたブログだった。実際、それと同時に僕の人生の第二幕ははじまったと思う。

 今は「自分の足で、歩きたい方向へいこう」と言える。この何年間かで自分なりの歩き方を覚えた。行きたい場所も、おぼろげながら見えた。たとえ道からはずれることがあっても、自分で切り拓いていけばいい。歩みは遅くとも、進むべき方角を見失うことは、たぶんない。

 だからはっきりと言える。第二幕の幕開け。ここからが人生本番、勝負の時。やるしかねぇ。

 あの時から走り続けてここまでやってきた。毎日違うことが起こり、必死で対処してきた。同時に常に未来に目を向け、自分にしかできないことを探し続け、すこしでも形にしようとしてきた。その結果として二年前とはまったく違う景色が見えるようになった。

 でも、実感としてはようやく第二幕のプロローグが終わったくらいだ。二年前はまだ僕だけの視点でしかなかった。道塾はたった一人でやっていたものだった。それから時が流れて仲間が一人、また一人と集まってきた。それぞれが力を尽くしたことで、ようやく道具が揃い舞台が整ったと感じる。

 遅まきながら、ようやく第二幕の本編に入れる時期になったのだと思う。仲間たちと共に旅する過程、その一瞬一瞬を楽しみ味わうと共に、その軌跡をここに記録し続けていきたい。このブログがいつの日にか読み返され、誰かの胸に希望の火を灯すことを願って。

 ということで、あけましておめでとうございます。遅くなったけれど、今年もよろしくお願いします。