意識はしてきたが、今年の道塾は戦略PRを加速させます。これは僕の得意分野。
戦略PRとは何か? 1月10日に出た『戦略PR』(本田哲也、アスキー新書)の帯から言葉を借りると、「消費者を『買いたい気分』にさせる『空気』。それを作り出すのが『戦略PR』」。なるほど。
日本全国から申し込みのある道塾は、通常、入塾手続きはメールと電話だけで済ませる。ただ、ごく近場に住んでいたり、特別な要望のある場合は直に面談をすることもある。今日は一件、要望のあった高2生との面談を行った。
面談で彼らと話し合い、今後のプランを組み立て、具体的にどうやって学習を進めていくかのポイントを話し終えた頃には、たいていの子は直感的に「これは行けそうだ」と思ってテンションが上がっている。
そんな時にすかさず「だろ? 何回か授業(電話相談)やって良かったら、周りの友だちにも勧めてやってくれよ!」と僕が言うと、大抵返ってくるのはこういう返事。「えー。あんまり人に教えたくないなぁ…(苦笑)」。って、それじゃクチコミにならないじゃんか!
これが最近流行の、道塾PRのジレンマ。
『戦略PR』にクチコミは欠かせない。でも「人に教えたくない」と言われてしまう道塾は戦略PRが難しい。ということは、「人に教えたくない塾」というクチコミをしてくれる人々(インフルエンサー)を探す必要がある。
どこかにそんな素敵な人がいないかな…、と思いながら戦略PRを考えていたら、隣で電話相談を終えたみっちゃんが「塾生の弟が入塾するってさ」と言ってきた。いいね。戦略的に空気を作るのも楽しいけれど、こうして信頼が蓄積されて伝わっていくのは何より嬉しい。
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