2009年3月25日

卒業式

 7年生トリオになるかと危ぶまれた塩原正一郎が無事卒業し、6年組で次も残るのは結局僕とジョンの二人だけに。

 あれ、残るの?と思われた方へ。

 そう、残るんです。

 今までずっと「辞める」と公言してきて、この2年間は一切の単位を取らなかったが、数多くの前言を撤回して1年後の卒業を目指すことにした。「中退一流」と呼ばれるこの大学で、入学する前から惹かれ続けていた「中学からの中退x3」を並べることにもようやく踏ん切りがついた。

 理由は1年後に書こう。だから、この話はこれでおしまい。

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 僕より1年早く卒業した、たくさんの愛する仲間と、後輩たちへ。

 今までどうもありがとう。新たなステージで頑張ってください。そんなことは何度も言われているだろうし、そしてこれも今日はもう何度も聞いていると思うけれど、あらためてこの歌を送りたい。

あれ見よかしこの 常磐の森は
心のふるさと われらが母校

集り散じて 人は変れど
仰ぐは同じき 理想の光

いざ声そろへて 空もとどろに
われらが母校の 名をばたたへん

わせだ わせだ わせだ わせだ
わせだ わせだ わせだ

 理想の光を求め続ける旅の途中、やがて再び道が交わる時が来る。僕はそんなドラマみたいな日を夢みてる。そして、その時に担える役割があるように、これからの日々を全力で走り続けようと思ってる。

 きっとあなたもそんな想いを、心の片隅に抱いているかな。

 でも、社会に出ると巨大なシステムの中で摩耗させられ、心が磨り減っていくこともある。だから言いたいことはひとつ。これからの幸せを心から願っているけれど、もし疲れることがあれば、たまには「心のふるさと」に帰っておいで。僕はしばらくそこに留まっているからさ。

 また、一緒に何かやれる日を楽しみにしています。あらためて、今までほんとうにありがとう。楽しかったです。

 卒業、おめでとう。