真夜中にふと「受験難民」という言葉を思いついた。道塾スタッフの三井や小竹に聞いてみたら「まさに受験難民だったよ」という答えが返ってきて、これを道塾のキーワードにしようかと考えている。Googleでも受験難民という言葉は空いている(ひとつあったが、僕の意図する意味では使われていない)。
僕は今の受験業界に怒りを抱いている。かなり、不公平だ。成績のいい奴ばかりが優遇され(金銭面でも、指導面でも)、成績の悪い奴はマイナスのスパイラルにはまっていく。地理的に見ても首都圏近郊に住む受験生は地方の受験生より圧倒的に有利。格差は埋まるどころか広まる一方で、これじゃまるで先進国vsアフリカ諸国を見てるみたいだ。
そう思っていた時に「受験難民」という言葉が思いついた。たしかに僕をはじめ、道塾のスタッフは皆、受験という競争においては最後方から勝負した奴ばかりだ。逆境をはねのけて、何とかまっとうに勝負できる場所に立とうとしてる奴は心から応援したくなる。そうか、僕がやりたいのは難民救済なのか。その言葉を使うと色々なことが説明しやすい気がした。
勉強ができない奴は、頭が悪いわけじゃない。勉強して成績を伸ばすためのやり方を知らないだけだ。素晴らしい団体がアフリカへ行って稼ぎ方を指導したり、稼ぐための原資を融資したりしているわけだが、それと同様に僕は受験生に勉強の方法を指導したり、勉強するためのモチベーションを上げたりしているわけだ。
ただ、ネーミングというのは結構大事で、それではじめて見る人の印象はガラッと変わる。だから正式に使うかどうかはもうしばらく考えてからだが、とりあえずblogで試しに使ってみた。時々会話の中でも使うようになると思うから、よかったらその時にでも印象を聞かせてください。
【フォト】 開園直前のWEF。隈前にこれほどの人だかりができているのを久しぶりに見た。前評判の通り、最高に面白かった。スタッフの皆さん、おつかれさまでした・・・!
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