この塾報はわりと好評で、「全部保護して、モチベーション下がった時に読み返してます」なんてことを言ってくれる塾生もいる。受験生の心に届くように、毎回気合いを入れて書いている僕らにしてみれば、そうやって読んでもらえるのはすごく嬉しい。
5月から書き続けてきた塾報だが、今日の僕の分を持って今期の通常号は終了した。4人が持ち回りで書いて計41号。3月から新年度体制に入る前、早稲田受験の真っ最中に最終号を僕が書いて、残す早稲田受験やその後の国立・3月入試へのエールとした。
これから受験者数の多い学部が続く。道塾にも毎日のように塾生がやってきて、相談の合間を縫って話したり、メシを食べたりして、すこし慌ただしい。もはや僕らにできることは大してなく、ただ心の中で頑張れと言うだけだが、それがすこしでも彼らの力になればと思う。
以下、塾報最終号より。
覚えておいてくれ。
万全の態勢で臨める奴なんていない。
完璧なんてない。誰もが中途半端だ。
すべての人間が心のどこかに不安を抱いている。
それは、一生変わらないんだ。
それでも。
それでも、その不安の中でも、最後まで戦いきること。
受験は長く苦しい戦いだが、
終わってしまえば、長い長い人生における出来事のひとつに過ぎなくなる。
だが、たとえわずかな期間であっても、
手を抜いたらその後もずっと同じことを繰り返す。
くどいくらい言ってるから、
また同じこと言ってるなと思うヤツもいるだろう。
でも、これがすべてだと思うから、最後に敢えて繰り返そう。
この一瞬の戦いに、その後の人生すべてがかかってる。
どんな状況であれ、最後まで諦めずに、戦い抜いてくること。
それは、他の誰との戦いでもなく、自分の弱さとの戦いなんだ。
己に、打ち克てよ。
すべての受験生の健闘を祈る。
2 Comment:
受験生の目を見て、昔の自分を思い出しました。
一生懸命だったな。
忘れていたな。
またもう一回、ああいう風にがんばりたいな
馬場ちゃんのブログ見て、そう思った。
ごめんなさい、うまくできなかった。上記のコメント小松明子です。
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