「俺、分かった。勉強が好きだ」
「好きこそものの上手なれ」という言葉通り、好きなことほどよく伸びる。覚えたことを彼女に話すのが楽しいと語っていた。みっちゃんはまた「記憶力はいいんだよね」とも言う。彼の口から出ると嫌みったらしくないのが不思議だけれど、かなり記憶力が悪い僕からすると羨ましい限りだ。
周知の通り、みっちゃんは道塾のスタッフとしては珍しく学業優秀。「成績は基本的にA+かAだけ」という理由は、彼自身の入学時に立てた誓いを守る姿勢ということも大きいのだろうが、それを差し引いても筋道立てて物事を学ぶことを楽しめる才能は素晴らしいと思う。
考えてみれば僕は体系だって何かを学習したことは、大学受験以外ではほとんどない。本はわりと読んできたし、自分なりに色々と学んできたつもりだが、それは言うならば行き当たりばったりの学びだった。たとえば資格にしても、大学入学資格を除けばなにひとつ持っていない。みっちゃんが大学3年間で、倍くらいの期間在籍している僕より多い単位数を取得する間に、僕はどんなことを学んだのだろう?
僕は学ぶ意欲は人一倍強いと思う。でも、あっちにいったり、こっちにいったり。それを自分なりに組み立ててきたつもりだし、事実それでやってこれたわけだけれど、振り返ってみれば自信を持てるような体系的な勉強をしたことは、大学に入ってからはなかった。英語でも、教育学でも、経営学でも、何でもいい。なにかひとつ、自分の専攻として朝から晩まででも語れるような「軸」がひとつ必要な気がしている。
そういえば、庄司まで「英語を勉強する」なんてことを言いはじめた。俺もそろそろ勉強しようかなぁ…!
【フォト】 今日知り合った一年生、揚げ男(この写真だと嫌な奴っぽいけど、いい奴です!)。熱いね!
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