いろんな意味で残念極まりない早大生の逮捕。周りからは「そりゃ、いるに決まってるよな・・・」という諦めに似た声が聞こえてくる。これだけ流行っていれば、そりゃ、いるに決まってるんだけろうどさ・・・。
早稲田大学の学生は、自らの所属する大学を日本の縮図だと語る。そう。良いところも悪いところもすべて含めて、確かにここは日本の縮図だと思う。日本という国に課題が山積しているのと同様、この大学には数限りない問題が潜んでいる。
僕らの目には「見ようとしたもの」しか映らない。だから、意識しないと目につかない。嫌なことは誰だって見たくないものだ。大切なのは、そこにある問題を見ようと意識すること。すると、見えてくるものは少なくない。
日本の政治や世界情勢について語る時、同じくらいの熱意で身の周りに目を向けてみること。自分の大学を誇らしげに「日本の縮図だ」と言う時には、同時にそこに隠されている問題に苛立ちを覚えること。それが僕らの責任だと思う。
これだけ大麻の報道がなされる中で、早大生の逮捕は鬼の首を取ったように扱われる。それは、僕らへの期待の裏返しなのだ。だからこそ、僕らには諦めの溜め息をもらす前にやるべきことがある。そのことにもっと自覚的でありたいと思う。
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最近の教訓。常に最悪の事態を想定しながら生きるということ。でなければ、危機に遭遇した時に対応することができない。これを学べてよかった。
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